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明日を救え

 投稿者:黒田 咲乃メール  投稿日:2011年10月15日(土)17時34分15秒
返信・引用
  ―お前には特別な力がある―
―お前が気付いてないだけだ―
―無限ループという言葉を知っているか?―
―お前はその波に乗っている…―
そうだ…私はずっと同じ世界を繰り返している
結末はいつも、世界が終わるんだ…


2XXX年8月5日
その日は私の誕生日だった
いつも仕事で忙しい父は、今日は休みだった
母もいた
どうせなら3人で海に行こうと父がいった
私は嬉しかった
生まれて12年、海になんて行ったことがなかった
この日、私にとって最高の誕生日になるだろうと…
海は人がいっぱいだった
私はなんとか両親と逸れないように、近くの沖で遊んでいた
砂はとても柔らかく、海の水もとても冷たかった
私は幸せだった
―嗚呼、幸せすぎて、もう死んでもいいかも…―
なんて冗談を呟いてみたり
その時だった
急に波が引いていき、大きな波でも来るのかと思った
私は少し不安になったが、大きな波を体験してみたいという好奇心に負けた
だがそれは、あまりにも大きな波…津波だった
気付いた時には私は津波に飲まれていた
しかもその津波は自然災害ではなく、誰かが意図的に起こしたものだと、私は後に知る…
―死にたくない―
―幸せな日々をやり直したい―
その願いを込めて天に祈った時、奇跡は起きた
私は不思議な空間にいた
そう、不思議すぎて気持ち悪かった…
まるで私だけ、世界を外から見てるようで…
実際、今の私は世界を外から見ていた
???「まったく…死にたいだの、死にたくないだの…訳が分からないよ」
突如、謎の白い生き物が私に声を掛けた
???「僕がせっかく津波を起こして世界を沈めたのに…君だけ助かっちゃったね」
そうか、この津波はお前が起こした物か
そう思うと私は、自然に身体が動き、そいつの首を絞めていた
だが、そいつは死ななかった
そいつは平気な顔をして
???「でも、君ならやり直せるだろう?何度もやり直して、僕を止めてごらんよ?」
と言った
私は今まで自覚していなかった
私は…異能の存在だと




目が覚めた
助かったのか、それともやり直したのか…
母の話によると、今日は7月5日らしい
私は1ヶ月前に戻ってきた
そこから私と、謎の生物の、世界の明日を掛けた戦いが始まる
↓にあるのは私が繰り返してきた戦いの数々
全て謎の生物が仕組んだシナリオであり、人類全てが滅ぶ規模である
日時は全て8月5日である





2回目:世界規模の大津波 敗北
3回目:世界規模の大津波 敗北
4回目:火山が大噴火 敗北
5回目:謎のウイルス発生 敗北
6回目:地球に彗星が直撃 敗北
そして7回目…私はもう、限界だった
―救えないよ―
―私だけが助かっても意味がない―
―いっそ私も死んでしまおう―
7回目:世界規模の大津波 敗北





それでも生きていた
父、母、みんなが愛した地球の未来を…
奪われるのは嫌だった
なら私は何度でもやり直そう
世界の明日を救うまで
例え私の身が壊れようとも、心は壊されない
あいつから守るんだ…みんなを
だから――――
―――――――
――――
――

明日を救え!





FIN
 

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